コーチング金額の相場って？

コーチングは受けてみたいけれど、正直どれくらいのお金がかかるのかは気になりますよね。コーチング金額の設定は本当にコーチによって様々なので一概には言えませんが、私がこれまで出会ってきたコーチや近年の傾向を踏まえてお話ししていきます。

一言でいえば、コーチングの金額は、コーチの技量で決まると思っていいと思います。

金額はピンキリで、ライフコーチングの場合だと1時間5000円〜4万円あたりまではよく見かけます。（私が比較的低単価でセッションをご提供しているのは、まだまだ自分は駆け出しだという認識があるからです）

コーチの技量を図る指標として見るポイントは、3つあると思います。

コーチング資格

日本で有名なコーチ養成機関はCTIジャパンです。アメリカ本部の組織で世界各国に支社があります。そこの104時間のトレーニング＋6カ月にわたる上級コース＋口頭・筆記試験に合格して初めてとれる資格がCPCC（Certified Professional Co-Active Coach）というもの。この資格を所持しているCTI出身のコーチは、それなりにしっかりとした勉強と、有料コーチング経験時間数を重ねている人と言えるでしょう。（私の場合は、ヨーロッパのコーチング連盟認定の資格を取得したのち、CTIにて現在は104時間トレーニングまで修了しています。出産後に上級コースに進みCPCCを取得する予定です）

CTIジャパンの他にもICF（国際コーチ連盟）に認定されている日本の養成機関にはコーチエィ（Coach A)があります。機関によってコーチングのスタイルが若干異なりますが、私はコーチングの根幹は共通していると信じています。最近は様々なコーチングスクールがあって判断が難しいところですが、あまりにも短期で資格が取れてしまうスクールがあるのも事実なので、コーチを決める際は体験セッションでしっかりと自分が望むコーチングが受けられそうかどうかを試してみることが大切です。

総コーチング時間数（＝経験値）

※CTI出身者でなくても、コーチング総時間数が500時間以上であることは一つの信頼の基準になるかと思います。国際コーチ連盟（ICF）の認定資格PCCというものがありますが、この500時間というのがPCCを取得する条件も設定されていますので、やはり一つの基準といえます。ただし、経験値が増すほどもちろんコーチングフィーも上がっていきますので、そこはバランスを見て決める必要があると思います。

コーチ自身のクライアント経験

個人的にとても重要だと思うのは、コーチ自身が優良なクライアント経験を持っているかということ。もしコーチをつけたことが無い、あっても短期間のみというコーチがいた場合は、私は個人的にはおすすめしません。それは営業が商品を知らずに売っているのと同じだからです。自身がコーチングが持つ威力を身を以て体験したからこそ、自分が提供する側にたったときに心からコーチングが持つ力を信じられるものです。

体験セッション時にもし時間があれば、そのコーチ自身がなぜコーチングを受け始めたのか、そしてそれが人生にどのような影響を与えてきたのかを、ぜひ聞いてみてくださいね！