コーチングのテーマ:国際結婚(中編)

こんにちは。チェコ人の夫とプラハに住んでいます、コーチの恩塚です。コーチングという手法を通して、クライアントの自分らしい生き方をサポートしています。(詳しいプロフィールはこちらに記載しています。よかったら見てみてください)

今日はコーチングのテーマ:国際結婚の中編を書きたいと思います。

前編では、私はチェコ人の夫と付き合うことをどう考えていたのか、本当は楽しくて、この人なんだろうな、と思っていたけれど、将来の安定を値踏みしたり、周囲にどう思われるかを考えすぎて、それが故に動けなくなっていたことをお伝えしました。

あのとき私の目の前には、大きな道が目の前に二つありました。ひとつの道は彼との将来を真剣に進め、いずれはチェコにいくこと。もうひとつの道は、日本に残り、今のキャリアを維持しながら生活すること。どちらを選んだとしても、後戻りはもうできなくなる。私は、目の前の2つの選択肢のメリットとデメリットを徹底的に調べて、比べて…というそんな日々を送っていました。チェコに行く道を考えると、きまって頭の中に「親が悲しむよ」「そんな不安定な道、やめときなよ」という声が聞こえくる…。思いっきりサボタージュに足をすくわれていました。 

そんな私が、悟った日。

「あー。。やっぱり私、チェコ行くんだわ。」 

そう思えた日は、ある日のコーチとのセッションでのことでした。 

その日も、あれやこれや、目の前の選択肢のメリットデメリットを調べて、比べて、あーでもないこーでもないと話し続ける私に、コーチがいったこと。 

「恩塚さんのありたい姿をもう一度思い出してみましょう。(※これはだいぶ前のセッションにて言語化してあった)」 

「そのありたい姿をおもいきり体で感じてみて、そのうえでもう一度目の前の分岐点に立ったとき、どちらの道がより恩塚さんらしい選択ですか。」 

「どちらが、恩塚さんの心がワクワクしますか」 

そう聞かれたとき、答えはもう明らかでした。

彼との人生を歩む道。 それが答え。 結局、自分が本当に選びたい道を心はわかってる。 

 「この道は、ワクワクしますけれど、いばらの道というか、この先何がどうなってしまうか分からないです。そういう意味でかなりビビってます。 でも、この道を選択せずに、日本に残るという選択をした場合、私は一生後悔します。それは明確です。」 そう私は答えました。 

私がサボタージュを吹っ切った瞬間は、ここだったと思います。 そこから先は、自分の本音に素直に従って、周囲にこれから生まれるであろう不和を、どう整えていくのか、 国際遠距離恋愛中の彼と、いつどう会って、話をつめていくのか。そういう具体的な動き方を詰めていきました。 

じゃぁそこからトントン拍子に結婚まで話が進んだのかというと…そうでもないという…。 実はもうひと山あったんですねー(遠い目)。この山は、リアルに私の胃に穴が開きかけたほど辛かったできごとで、 いまなんか当時の気持ちを思い出してきてまた辛くなってきました(涙) 題して、パムッカレ事件。この事件は夫と私の間で今も語り継がれている(?)もので、 次回はこの事件について触れていきたいと思います。 こんな私の個人的な話ではありますが、コーチングが個人の生活にどう影響を与えていくのか、ひとつの事例としてご紹介した次第です。少し、伝わりましたでしょうか?

今日も最後まで、ありがとうございました。